株式投資 初心者編【注文方法の解説】

株式投資 初心者編【注文方法の解説】

株式投資は初めたばかりの方であれば

株の注文方法画面をみた時に

『指値?』『成行?』『自分の注文はこれで本当によいの?』

分からないし、不安になる方も多いのではないでしょうか??

この記事では、株式投資初心者にむけて、

注文方法について解説していきます。

現物と信用

注文には、大きく分けて
『現物取引』と『信用取引』があります。

『現物取引』とは、証券口座に入金した自己資金で株を取引する事をいいます。

つまり、10万円を証券口座に入れている場合
購入できる株は、10万円までとなります。

『信用取引』は、証券口座に入金した自己資金だけではなく、証券会社からお金を借りて取引を行うものになります。
自己資金以上の取引が行う事ができますが、自己の許容リスクを超えた投資を行うのは危険を伴う行為ですので
株式投資初心者であれば、最初は必ず現物取引のみで取引を行って下さい。

『現物買い』『現物売り』

現物取引を大別すると

『現物買い』と『現物売り』があります。

『現物買』
株を買いたいのであれば『現物買』を選択します。

『現物売』
株をすでに保有しており、それを売りたい場合は、『現物売』を選択して下さい

注文入力項目

注文画面では以下の6項目がありますので
それぞれ解説します。

  1. 預り区分
  2. 注文種別
  3. 株数
  4. 注文方法
  5. 執行条件
  6. 期間

1.預り区分

注文の際に、主に以下3種類の口座を選ぶ事ができます。

  1. 特定
  2. 一般
  3. NISA
特定(NISA口座で保有しない場合、基本特定口座を選択でOK)

特定口座を選択した場合、証券会社が投資家の代わりに株の損益を計算して、納税してくれます。

基本的には、特定口座を選択すれば大丈夫です。

一般

一般口座を選択した場合、一般口座で保有している株の損益については、自分で確定申告を行う必要があります。

NISA

NISA口座を開設している方であれば、NISA口座預かりにする事が可能です。保有している株の損益については、非課税となりますので、納税を行う必要がありません。開設していなければ、開設する事をおススメします。
ただし、NISA口座は、1年間の取引限度額が決まっていますので、沢山の取引を行う事を考えている方は、NISA口座にいれる銘柄をよく考えていれるようにしましょう。

2.注文種別

注文の種類としては、証券会社によって若干違いますが基本的には以下の4つがあります。

  1. 通常
  2. OCO
  3. IFD
  4. IFDOCO

初心者の方は、まず通常を選んで頂いて大丈夫です。
通常で慣れてくれば、目的にあった他の注文方法も試してみると良いでしょう。

3.株数

株数については、最低購入枚数が決まっており、ほとんどの銘柄が100枚単位での取引となっています。
自分の資金余力に合わせて、購入したい枚数を入力して下さい。

4.注文方法

注文方法は以下の3つがあります。

  1. 『指値』
  2. 『成行』
  3. 『逆指値』

初心者の方は、どの注文方法を選べばよいのかが、よく分からなくなる方が多いので、目的別に注文方法を理解すると混乱を避けられると思います。
おススメする注文方法を以下に記載します。

現物買で購入する場合

指値(オススメ)
購入したい銘柄の高値つかみを防ぐために価格を指定して、指定した価格以下まで株価が下がった場合に購入する注文となります。

成行
成行注文は、今すぐにその株を買いたい場合に使用する注文方法となります。
もし同じ価格で注文が入った際に、1つは『指値』で、もう1つの注文が『成行』であった場合、『成行』が成立する事になります。注文方法の中で、最も優先される注文になります。
しかし、どんな価格であったとしても約定しますので、購入しようとした際に、価格がいきなり高騰した場合、高値で購入する可能性があります。

現物売りで売却する場合

指値(オススメ)
売却する銘柄を安値で売るのを防ぐために
価格を指定して、指定した価格以上まで株価が上がった場合に売却する注文となります。

成行
成行注文は、今すぐにその株を売りたい場合に使用する注文方法となります。

逆指値
価格を指定して、指定した価格まで株価が下がったら、成行もしくは指値で売却する注文方法となります。

オススメは、逆指値→成行注文となります。

この注文をあらかじめ設定する事で、大きな損失を防ぐ事ができます。

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